iBuffaroのゲーミングキーボードを買ってみました

親指シフト用ということで紹介されていた奴です。
名前はBSKBC02BKという奴です。Amazonで結構お安く買えました。キータッチがスコスコしていて割と気に入っています。少なくともデュアルキーボードから乗り換えようかなと感じる程度には。

さて、このキーボードを始めとして、PC用のキーボードには変換キーや無変換キーなどの、Mac環境ではまったく使い物にならないキーが用意されております。
このあたりを使えるようにして、Macでこのキーボードを使えるようにしてみようと思いました。

Seilをインストールする

このアプリケーションは、かつてはPCKeyboardHackという名前で公開されていました。このアプリケーションをインストールすると、PC用キーボードの「変換」「無変換」「ひらがな」キーを使えるようになります。

For Japaneseとなっている部分を開けると、チェックボックスがありますので、そこを全てチェックします。

こんな感じにチェックすると良いです

こんな感じにチェックすると良いです

この結果、

  • 「無変換」キーは「英数」キー
  • 「変換」キーは「かな」キー
  • 「ひらがな」キーは「右コマンド」キー

に、それぞれ対応するようになります。

Karabinerの設定を行う

Orz配列を使って親指シフトをするために設定します。僕は微妙に親指の位置が「ひらがな」キーの位置の方が快適だったため、左シフトをスペース、右シフトを右コマンドにしています。
あとは英数モードでも右手ホームポジションをずらすように設定してます。他は特別なことは何もしていません。

キーボードトップを物理的に入れ替える

何となく右手人差し指の先が寂しいので、JのキーとKのキーを入れ替えました。それだけですが、明らかに打鍵ミスが減ります。このキーボードは入れ替えるのが容易ですから、遠慮無く入れ替えてしまいましょう。

SeilもKarabinerも同じ作者によるものですから恐らくコンフリクトのようなことは無いと思います。そんな訳で、割と気に入ったのでしばらくの間はこのキーボードで運用することにしてみます。

QEMUでRaspberry pi環境を整えてみる その1

奥さんが中学校の技術科の関係とのことでRaspberry piを購入しました。

安い。可愛い。色々できる、という楽しいワンボードマシンです。

僕は実機はとりあえずいじっている時間がないので、OSのインストールだけ手伝うことに。

SDカードにOS焼いて、ケーブルを繋げて電源入れたらはい起動、というお手軽さ。素敵。

そんなことをしているうちに面白くなって来てしまったので、Macにエミュレータ環境を作ってみようかと思いました。

どうやらQEMUというものをインストールするといいみたい。そしてQEMUのためにはMacにUnix系のアプリをインストールするためのバッケージ管理システムが必要であると。

なるほど。(そこからか

でもって、MacPortsとかHomebrewとかあるらしいんですが、ここではHomebrewを利用することに。密造酒。

Homebrewをインストールする

最初はQEMUをインストールするためにはHomebrewの環境を整える必要があります。MacPortsでも良いんですが、ここは新しい物好きの血が何か囁いたので、Homebrewにしてみました。

どうやらJavaが必要な様子。神沼の環境だとJavaは入っていたので省略。入っていない人はインストールするが良いよ。

続いてCommand Line toolsが必要らしいのだが、これはXcodeに入っていると風の噂で聞いた。そこでXcodeをインストール。容量が大きい(2GB超え!)のでダウンロードに結構時間が掛かります。

Xcodeは素直にAppStoreからインストールしました
Xcodeは素直にAppStoreからインストールしました

Xcodeのインストールが済んだら、Command Line toolsをインストールしますよ。……ないじゃん。

Command Line Toolsが無いよ? どこに行ったの??
Command Line Toolsが無いよ? どこに行ったの??

調べた所、ここではない様子。メニューを次のように辿りましょう。

Xcode→Open Deveploper Tool→More Developber Tools…

ブラウザが開いて、ダウンロードできるようになっています。OS別になっているので気をつけましょう。

ここからダウンロードするらしいよ
ここからダウンロードするらしいよ

無事インストールできています。

少し待ったけど、素直にインストールできてます
少し待ったけど、素直にインストールできてます

Homebrew — MacPortsは酒でも飲みたくなるでしょ?使おうHomeBrew!

Homebrewのページにインストール用のコマンドが書いてあります。

あとはターミナル.appにコピペしてリターンキーを叩きます。

インストールは一瞬で終わります
インストールは一瞬で終わります

さて、ここで

$ brew doctor

とか打ってみると、何か色々とアレせぇコレせぇと言われるので、メッセージに従います。神沼はXQuartzのバージョンが古いよとか言われました。最近使ってなかったからなぁ。

XQuartzのバージョンが古いって怒られました
XQuartzのバージョンが古いって怒られました

そんな訳で、エラーが出なくなるまで格闘します。格闘し終わったら次に行きましょう。

エラーとか全部消えたらこうなります
エラーとか全部消えたらこうなります

HomebrewでQEMUをインストール

やっとここまで来ました。まぁ、とにかく本体をアップデート。

$ brew update

QEMUとやらをインストールするのは大変あっけない感じです。

$ brew search qemu
qemu

あるみたいです。ではインストール。

$ brew install qemu

あとは待つだけ。何てお手軽。

ここから先は次回に回します。

オンラインストレージの運用

一応よく考えたんですよ。

ちなみに僕のマシンにあるデータファイルは大きく2種類に別れていて、一つは日々更新されるファイル。そして日々追加されるファイル。

前者は仕事のファイル。これらのファイルは仕事用として各マシンで同期してほしい。ファイルは100GB程度あれば何とかなる。

後者は母艦に蓄積されているデータ。音楽と写真と自炊したPDFファイル。

音楽は基本的に母艦となるiMacか、移動先ではiPhoneを使って聴くので、ファイルさえ無くならなければ良いと割り切ります。しかし取材の録音などもあるので、バックアップは必須なのです。

写真と動画についても同様。仕事で収録したものはYouTube様に全部転送大本は消してしまっても別に良いのですが、子供達の成長の動画とかは消えてほしくない。

あと自炊した本のPDFデータの消えてほしくない。数百冊分のファイルがあります。

そんな訳で、これらを全部保管するのに必要そうな容量は2TB。

他はオンラインから落として来たフリーウエアとか、Gmailの添付ファイルとかなので、特に消えてしまっても問題は無い。

その結果、オンラインストレージは二本立てで行く事になりました。具体的にはDropboxとBitcasa。

  • Dropbox
    — タブレットやスマホで沢山のアプリが対応しているので外せません。デファクトスタンダードですか。今作業に使いそうなファイルや家族と共有するファイルを置いておきます。

  • Bitcasa
    — かろうじて無制限時代に課金していたので、保存容量は溜めたいだけ溜められる無制限ストレージ。これは倉庫として利用します。

重要なのは「何も考えずに運用できる」という点。Dropboxは言うまでもないですが、Bitcasaの「このフォルダーをBitcasaにミラーする」という機能に使いでがありそう。

別にマシンごとに特徴を出そうとかいう労力は掛けたくないので、まるっと必要そうなファイルがそれぞれのマシンにあればいい。これはDropboxの得意な分野。

もう一つは今までずっと苦労して来た、過去のデータはあまり更新されないけど、新しいファイルは常に追加され続けるタイプのデータ。具体的にはiTunesとiPhotoのデータフォルダです。これををオンラインにバックアップして、しかも最新版に保ち続けて欲しい訳です。

要するにTimeMachineバックアップの他に、データのフルバックアップをオンライン上に置いておきたい」という話です。重要なのは、いざという時に取り戻せること。しかし、写真も音楽も、増える事はあっても減る事はないので、淡々と現状が反映されれば嬉しい。

この計画が巧く行きそうなので、Google Driveの追加ストレージ契約は停止。あとSkyDriveも25GBあるのですが、有料版には移行せず。

他にもflickrに自動で写真を同期する等の工夫はしていますが、まずはこの運用でどこまで行けるか試して行きたいと思います。

新兵器を導入

移行アシスタント大活躍の巻
移行アシスタント大活躍の巻

神沼のメインマシンは27inchのiMacです。

これだと文字を大きくして少し離れて使うには問題が無いからです。目が悪いのでそんな使い方をしているのです。

ファイルサーバを兼ねていたりしますし、留守中にファイルを受け取るためのマシンでもあるので、ほぼ一日中点けっぱなしです。

このブログも基本的にはiMacで書いています。

その他にノート型のMacがあります。最近はMacBook Airを使っていました。しばらくは13インチのモデルを使っていたのですが、親指シフトに変えてからは11インチでした。

しかし、友人がMacBook ProのRetinaディスプレイモデルの中古を引き取らないかというので9万円で引き取ってきました。

Mid 2012モデル。メモリ8GBのSSD256GB。まだまだ現役。というか普通にパワフル。修理上がりでガワ以外はほぼ新品。わーい。

そんな訳でMacBook Airから環境を引き継ぐことにしました。

やり方は簡単。まずMacBook Proの方はまっさらな状態。MacBook Airの内容は最新の状態とします。

  • 二台とも電源を落とします。
  • 二台をThunderboltケーブル一本で繋げます。
  • MacBook AirのキーボードでTのキーを押しながら起動します。
  • ターゲットディスクモードで起動します。
  • MacBook Proを起動します。
  • MacBook Airの内蔵ドライブがマウントされていることを確認します。
  • ユーティリティフォルダから「移行アシスタント」を起動します。
  • あとは先程マウントしたMacBook Airの内蔵ドライブから情報を移行します。
こんな光景になります。
こんな光景になります。
移行中〜。
移行中〜。

少し時間が掛かるようだったので、風呂に入って食事をして戻ったら移行が終わっていました。

何か拍子抜けするほど楽でした。今後はダブルメインマシンとして頑張ってもらう予定です。