まだコミックと雑誌だけということですが、無いよりは良いです。本当は一般書も読みたいのですけど。
さて、Kindle Cloud Readerの日本語版の登場です。要するにブラウザ上でKindle本を読めるというサービスですね。以前からAmazon.comでは提供されてきた訳ですが、PCやMac上でKindle本が読めるのは有り難い限りです。
Kindle Cloud Readerの設定の方法
まずはサポートされているブラウザは、IE10以上とFirefox10以上、Safari5以上とChrome20以上です。
Amazonにログインした状態で
https://read.amazon.co.jp
にアクセスすると、こんな感じに表示されます。ちなみにMacOS X 1.10 Yosemite のプレビュー版に同梱されているSafariで試しています。
「オフラインで読めるようにKindle Cloud Readerを設定する」とメッセージが出ます。
「今すぐ始める」をクリックすると、
ディスク容量を使わせてもらうけど良いかという確認が出ます。
オフライン用途などのためにキャッシュする訳ですからここはそのまま「許可」を押します。
ホーム画面が出ますので、あとは読むだけです。
あくまでもコミックと雑誌を読むという用途です。ここだけが残念な感じですが。
ブラウザから読めています!
ブラウザから読めてます!
やっぱり大画面で見ると感動的です。
よ〜し。パパ調子に乗ってiMac 27inchでフルスクリーン表示にしちゃうぞ〜。
と思ってまずはコミックを大画面で試してみます。
でけえ!
でけえ!
何といってもA4見開きサイズよりモニタの方が大きいですからね。大迫力です。これは紙のコミックでは無いです。いやいや待て待て、ここは100inchのプロジェクタで……。今はやめておきますか。
本当にコミックと雑誌だけしか表示できないの?
いつくか手持ちの本で試してみました。恐らくリフロー型のものは表示できないだろうという予感がしましたが、実際に試してみましょう。
開けない本はiOSかAndroidかKindleのいずれかのタブレット端末のアプリで読むように案内されます。
リフロー型のものはいくつか試したのですが、どれも駄目でした。そこで続いてフィックス型のものを試してみます。試してみるのは3冊。
鳥山石燕 図画百鬼夜行全画集
画集です。なんと開けてしまいました。素晴らしい。大画面で楽しむことが出来ます。
こもりまさあき・赤間公太郎 Webデザインの新しい教科書
こちらは技術書。以前からもう少し大きくならないかなと思っていたのですが、これなら大満足。
高城剛 LIFE PACKING
こちらもフィックス版なので読めてしまいました。しかし取り込みの差異の文字のかすれが酷い。もったいない。大画面だと特に目立ちます。
どうやらフィックス版の単行本などの中には読めるものも少なくない様子です! これは単純に嬉しいですね。
文字をコピーしたりということは出来ませんが、ブラウザで読むKindle体験はぜひ皆様にもお試し戴きたいと思います!