僕の使っているWindows7マシンのキーボードは英語キーボードなのです。はい。
そうなりますと、普通のキー配置で親指シフトとかなかなか難しいわけです。ほら、こんな感じ。
指の配置を考えると、左シフトキーにはスペースキーを、右シフトキーには右Altキーを配置したい訳ですが、これを実現するには必然的にOrz配列が必須になってきます。
そんな訳で配列を色々とこねくり回してみました。あとキーボードの英数/かな切り替えを一つのキーだけで何とかしたいので、その点も考慮してみます。
さらに左のCapsLockキーをCtrlキーにしたいという要望もあるのでその辺りも変更していきます。
なるべく最小限の変更にしていきたいと思います。
さて、Orz配列にすればホームポジションが右にずれますので、実際の右手の位置はこんな感じになります。
ここでJキーの位置を判別しやすくするためにも、ここはKキーにシールでも貼っちゃいましょう。透明なステッカーをパンチで穴を開けて貼り付けてあげると良い感じです。これでだいぶ使い勝手が変わります。
今回は自分の名前の一部を貼り付けてみました。
あとは最小限のキーの入れ替えを行います。
- CapsLock→左Ctrl
左Ctrl→CapsLock
fn→fn
Win→Win
左Alt→左Alt
右Alt→右Ctrl
アプリケーションキー→右Alt
右Ctrl→アプリケーションキー
要するに左側はCapsLockと左Ctrlを置き換えるだけです。
右側は割とややこしいです。
- 右Alt→右Ctrl
アプリケーションキー→右Alt
右Ctrl→アプリケーションキー
何でこんな事をしているのかというと、右のAltは右シフトにして、その隣をAXキーボード的の漢字キーとしてIMEのモード切り替えに、一応何かの時の為にアプリケーションキーは残しておきたい。とまぁそういう理由です。これで右Altキーまでをスペースキーとし、あとはOrz的に一つずつずらしたと考えてもらうと分かりやすいかもしれません。
作業のためには「キーボード切り替えツール Ver1.10」と「チェンジキー Ver1.50」というユーティリティをそれぞれ利用しました(リンクはそれぞれ作者さまのページ)。前者はAXキーボード配列に設定するため。後者が個々のキーを設定するためです。あ、前者はもっと新しいバージョンが出てますね。まぁいいや。
どちらも管理者モードで立ち上げる必要があります。右クリックで選んで下さい。
まずはキーボード切り替えツールを起動してAXモードにしました。
設定したら再起動します。
続いてチェンジキーを起動して以下のように設定します。
設定したら再起動です。
最後は山吹Rの設定です。
もちろんOrz配列を使います。
これで自然な感じにOrz配列の親指シフトができます。あとはAXキーボード的に設定しましたので、右アプリケーションキーを押す度に、トグルでIMEの切り替えが出来ます。便利です。
駆け足でしたが、英語キーボードで親指シフトをしたい方の参考になりましたら幸いです。