スタイラスを使う際の工夫

神沼は、スタイラス(Jot Script以外にも)を使う時に気をつけいていることがあります。

Penultimate で最高のデジタル手書き体験を得るための4つのヒント | Evernote日本語版ブログには、「iPad の向きについて」という項目で、

机に iPad を置く際、ペンのアイコンが下向きになっていることを確認してください。 下向きになっていない場合、iPad を持ち上げて、ペンの向きが下向きに変わるよう iPad の向きを変えてください。入力がよりスムーズに、ズーム・ドリフト機能が正しい方向に動作するようになります。

と、書かれていますが、神沼はさらにこれに二つ付け加えています。

一つ目は基本的にはiPadを横にして書くことが多いのですが、その際に、利き手側にはボタンの類は出来るだけ置かない、という工夫です。

例えばPenultimateならこうなります。

手首でホームポタンを押さないようにする工夫です
手首でホームポタンを押さないようにする工夫です

iPadはホームボタンが右に来るのが基本ポジションだったと記憶しているのですが、スタイラスを使う時はあえてそのルールを破っています。

もう一つは、iOS7から導入されたコントロールセンターの設定で「App内でのアクセス」を切ること。

コントロールセンターはアプリ内から立ち上げないようにしています
コントロールセンターはApp内から立ち上げないようにしています

単にこれだけなんですが、割といい感じに使えるようになります。縦置きにする際にも、ホームボタンはあえて上に配置していますよ。

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タブレット二枚持ち

別にタブレット2枚じゃなくてもいいんですよ、スマホとタブレットでも。要するに、片方をメモ用、片方を調べ物用として使いましょうよ、という話です。

我が家には、持ち運ばれなくなって久しいiPad3がありました。持ち運びはもっぱらiPad mini。なぜなら軽いから。あとはiPadのコネクタが古くて不便だったから。ケーブルなんて2本持ち歩きたくないです。

でも、考えてみたら、第3世代のiPadさんも、画面は大きいし処理能力はiPad miniより速いしと、割と魅力的な子なんですよ。放っておくには惜しい逸材。というか、まだ契約が残ってるのでお金払ってるんです。どんどん使わねばもったいない! 考えてみればケーブルを持ち運ぶ必要なんてありませんでした。一回充電しておけば、丸一日以上働いてくれる。とってもいい子。iPad miniに比べれば重いけどMacBook Airと比べれば軽いです。

そんな訳で、最近は外でのアイディアだしの時のノート役になってもらっています。

三台揃い踏み。撮影しているのも一世代前のiPhone
三台揃い踏み。撮影しているのも一世代前のiPhoneですが

画面も広いし、手書きで書き込むには快適さが違います。miniの倍近い広さです。調べ物はiPad miniに任せて、一枚のメモまとめていくには快適な環境。あたかも教科書とノートの関係のような関係とでも言えば良いでしょうか。

ここで大事なのは、MacBook Airを持ち出してしまうと、打ち込みに専念してしまうので、相性が悪いということ。MacBook Airさんは、単体で完結できる、とっても出来る子なんですが、神沼はキーボードを打っていると仕事モードに入ってしまうんです。そうなると新しいアイディアとかを出すには不向き。

だからあくまでタブレットはアイディアを出したりまとめたりといった、割と緩い時間に使うのがコツ。MacBook Airには、後で大活躍してもらうので、あえて持ち出さないようにします。

この時点での主役はタブレットと手書きのメモ。内容だって、他人から見れば落書きみたいなものです。別段きちんとした書類にするつもりはありません。普段Moleskineとか、何ならコピー用紙の裏紙とかに書いている内容を、タブレットに場を移して実行しているだけです。

ブログに何を書こうかとか、今度あのお店に行こうとか、あのガジェット面白そうだなとか。

少し興が湧いたり、疑問点が出て来たら、あとはもう一台のタブレットでWebなどを調べながら、それを手書きでまとめていきます。といっても、ドキュメントレベルではなくて、単なるメモ書きです。大事なのは一台はメモに専念させること。以前は手帳で書いていたことを、そのままタブレットに行わせること。モードを切り替えないこと。

こんな感じに活用しているのですが、これの重要なのは、取り込み忘れが無いこと。

ドキュメントスキャナを使う必要も、iPhoneの写真機能を使う必要もありません。タブレットにメモを書いて放っておけば、Evernoteに自動的に同期されています。

こんな感じに案を練ったり。普段はもっと汚いですけど
こんな感じに案を練ったり。普段はもっと汚いですけど

人によっては1台で全てまかなえると思います。またはiPhoneと手帳というのも手です。でもこの自動同期は結構魅力ですね。

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Posted from するぷろ for iOS.

Jot Script再度きました(簡単なレビューも)

Jot Scriptが壊れたよシリーズ完結編。今までの流れはこんな感じ。

  1. スタイラスポッキリ | 神沼三平太のメモ
  2. Evernote Marketから返信が来ました | 神沼三平太のメモ
  3. Evernoteから再度連絡がありましたよ | 神沼三平太のメモ

新しいJot Scriptが届きました! 思っていたより届くの早いな!

届きましたよ。これから開封です。
届きましたよ。これから開封です。
袋から取り出したところ
袋から取り出したところ
ケースに向かって左上の側面からシールをはがします。最初は悩むかも?
ケースに向かって左上の側面からシールをはがします。最初は悩むかも?
無事開封できました
無事開封できました
やった! 壊れてません!(当たり前
やった! 壊れてません!(当たり前

このJot ScriptはEvernote社の出しているPenultimate(読み方は「ぺんうるてぃめいと」。「ぺなるてぃめいと」では無いですよ)で、最もパフォーマンスが出るようにになっています。

Jot Script SDKという機能が入っており、パームキャンセリング機能とかが有効になるみたいです。なるほど。

誤解があるといけませんので、追記しておきますが、Penultimate以外のアプリでもスタイラスとして使えます。

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それではセッティングしていきましょう。

今度はiPad mini上でセッティングします
今度はPenultimateを起動してセッティングします
ペンを認識させています。普通のBlueToothではペアリングできません
ペンを認識させています。普通のBlueToothではペアリングできません
ペアリング完了しました
ペアリング完了しました

さて、使ってみた感想……というか、普段から使っていたので、細かい比較は出来ないんですが、普通に使えます。何か特別な感じはありません。ただ、少し固いかなーという印象はあります。これはペン先が金属なので仕方ないでしょう。

コツとしては、手首の位置をきちんと設定することでしょうか。パームキャンセリングはまだ発展途上のようで、完全という訳には行きませんが、良い所までいきます。

Penultimateが、細い文字でぎっしり書くというのには向いていないアプリケーションですから、ちょっと用途が違うとは思いますが、細かい字で書いてみました。

中央上ぐらいの文字は書けますが、実用的ではありませんな
中央上ぐらいの文字は書けますが、実用的ではありませんな
だいたい普段からこんな感じなので、細かく書くのは求めていないのです。この使い方だとJot Scriptは快適
だいたい普段からこんな感じなので、細かく書くのは求めていないのです。この使い方だとJot Scriptは快適

Evernoteから再度連絡がありましたよ

しばらく前から続いている、Adonit Jot Script Evernote スタイラスペンがポッキリいってしまった件の続き。今日も動きがありました。

この度はご不便をお掛けし大変申し訳ございません。
交換品を引取り交換にて本日手配させていただきます。

というメールが届きました。多分明日か明後日か週明けかは知りませんが、そのうち届くでしょう。そうしたら再度Jot Scriptのレビューをしたいと思います。

2013 11 29 21 55 36
そんな訳で、今は箱入り娘ですよ

しかし、送られて来たメールに書いてあったのだけれども、

着払い伝票を同梱させていただきますので交換品が到着しましたら
お手元にあります商品に貼っていただき配達員にお渡しくださいませ。
そのためお手数ではございますがお手元にございます商品を軽く梱包
してお待ちいただければ幸いでございます。

の、「軽く梱包」ってどの程度かしら。着払い伝票を貼れる程度の大きさということだから、我が家に潤沢にあるAmazonの段ボールに入れて送り返すっていう程度でも良いのかなぁ。