百眼の原稿書き

怪談屋さんにとって夏は繁忙期。特に7月末頃はもう怪談無しには世の中の人は過ごせないはず! いやそんなことは無いんですけども。

その時期に発売の通称「百式シリーズ」というのがあります。「恐怖箱 百聞」「恐怖箱 百舌」という既刊があるのですが、今度は第三弾。「恐怖箱 百眼」の原稿が今佳境です。

基本的に本文210ページ強の文庫を3人で書くというスタイルなので、一人三十三話から三十四話。ページ数にして七十ページがノルマということになるのですが、神沼は毎回百話を用意するという一人百物語を繰り広げています。

今回は割と尻に火がついているのですが、現時点で六十話。あと二週間で百話にまで育て上げるつもりです。

一足お先に怪談のハイシーズンを味わっています。がんばりますよ。