GenymotionでKindle本を読む

GenymotionでKindle本を読む神沼です。
竹の子書房のKindle版電子書籍を読もうと思っても、PCじゃ読めないということで諦めている方に朗報ですよ。
Androidの仮想マシンを動かして、その上でKindleを動かせば良いんです。
そんな訳でその手続きを簡単に。

13.12.26追記
Genymotion2.0でもKindle本が読みたいんだよ | 神沼三平太のメモの方に、Genymotion2.0以降でKindle本を読む方法も書いておきました。Amazonアプリストアを使う方法です。よろしければどうぞ。

Genymotionへのサインアップとダウンロード

とりあえずGenymotionを配布しているページに行きましょう。

Genymotion

たぶん開くと以下のようなページが開かれると思います。

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ここでメールアドレスとパスワードを登録してサインアップする必要があります。ピンクのボタンを押してサインアップしましょう。
ボタンを押すと、以下のような画面が出ます。

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ユーザ名とメールアドレス、パスワードを登録すると、次のようなページが表示され、しばらくして確認メールが届きます。

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メールを確認すると「Click Here」と書かれた場所がありますので、クリックして登録を完了して下さい。
以下のようなページが開いてサインアップが完了したという内容が表示されます。

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このページには「Genymotionをダウンロードできようになりました。VirtualBoxを使って遊んでね」というメッセージも書かれています。ちなみにVirtualBoxとは、オラクル社から提供されている仮想マシンを動かすためのソフトウエアです。簡単に言えばWindowsの中でLinuxやAndroid OSなどを動かすことのできるプログラムです。ここではこれ以上は述べません。

早速Genymotionをダウンロードしましょう。右上の「Download Genymotion」リンクを押すと、次のようなページが表示されます。

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各種のプラットフォームに対応したGenymotionのダウンロードリンクが用意されていますが、ここでは一番上にある、

Windows 32/64 bits (with VirtualBox)

を選びましょう。もし既にVirtualBoxのユーザの方は、下の方にある「Other platforms and versions」からダウンロードして下さい。

無事ダウンロードが終ったら、次はインストールです。

GenymotionとVirtualBoxのインストール

それではダウンロードしたインストーラをダブルクリックしてインストールを始めましょう。

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インストーラを起動すると、「Welcome to the Genymotion Setup Wizard」という画面が出ます。

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そのまま「Next>」ボタンを押して先に進みましょう。

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インストールするフォルダの設定が出てきますが、特に主義主張が無ければそのまま「Next>」ボタンを押して先に進みましょう。

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スタートメニューにショートカットを作るかどうかを尋ねられます。特に主義主張が無ければそのまま「Next>」ボタンを押して先に進みましょう。

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次はデスクトップにアイコンを作るかどうかを尋ねられます。特に主義主張が無ければそのまま「Next>」ボタンを押して先に進みましょう。

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今まで決めた設定がまとめられています。そのまま「Install」ボタンを押して先に進みましょう。

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インストールされていきます。

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色々ウインドウが出ますが、気にせず暖かく見守りましょう。

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ここからはVirtualBoxのセットアップも行われます。「Next>」ボタンを押して先に進みましょう。

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インストールされる場所が示されますが、特に気にしないならば「Next>」ボタンを押して先に進みましょう。

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デスクトップアイコンやクイック起動バーに登録するかを聞かれます。好きにして下さい。「Next>」ボタンを押して先に進みましょう。

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ここで警告表示が出ます。
「VirtualBoxをインストールすると、ネットワークが一時的に切断されるよ」という警告です。
気にしていては先に進めません。「Next>」ボタンを押して先に進みましょう。
ただ、何かダウンロードしている最中のものがあれば、終ってからボタンを押す方が良いでしょうね。

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ここで「Install」ボタンを押して先に進みましょう。

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VirtualBoxがインストールされていきます。

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インストールの途中で、Windowsセキュリティから警告が出ます。
ドライバーソフトのインストールを確認するウインドウです。ここは「インストール」ボタンを押しましょう。

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インストールが終ったことを示すウインドウが出現します。「Finish」ボタンを押しましょう。
「Start Oracle VM VirtualBox after installation」というチェックボックスが入っていると、このままVirtualBoxが起動し、セットアップに入ります。

VirtualBoxの起動と仮想マシンの登録

前項でチェックボックスを外さないまま「Finish」ボタンを押した場合、VirtualBoxが起動します。ここではチェックボックスを外しておきましょう。

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もしチェックボックスを付けたままボタンを押してしまうと、VirtualBoxが起動してしまいます。すると上記のように、最新版のVirtualBoxのダウンロードを促される場合があります。こうなったら時間は掛かりますが、最新版にしておいた方が良いでしょう。ここではその手続きについては省略し、チェックボックスを外してボタンを押したという前提で先に進んで行くことにします。

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VirtualBoxのインストールが終了すると、隠れていた「Genymotion Setup Wizard」というウインドウ(途中からVirtualBoxのインストールで寄り道してしまいましたが、こちらが本筋です)が出現します。
確認すると、「Finish」というボタンがあります。これでインストールは終了です。
「Launch Genymotion」にチェックを入れたままだと、ボタンを押した後でGenymotionが起動します。

Genymotionの起動と設定

インストール自体は終りました。ここからが本番です。前項でチェックボックスをそのままにしてボタンを押した人は、次のようなウインドウが表示されていると思います。

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まだ仮想マシン、つまりPCの中で起動する、仮想Androidマシンが用意されていませんので、追加していきましょう。ここでは「Yes」ボタンを押して下さい。

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ここは重要です。
Genymotionに接続してアクティベーションしなくてはなりません。先ほど登録したユーザー名とパスワードを慎重に入力して、「Connect」ボタンを押しましょう。「Remember me」のチェックボックスにチェックを入れておくと便利かもしれませんね。

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バスワードが正しければ、新規の仮想マシンを作成できるようになっているはずです。下のリストが仮想的に利用できる様々なマシンのリストです。どれを使っても良いとは思いますが、今後Googleの提供する「Playストア」を使ってKindleアプリをインストールしますので、「with GoogleApps」が付いているものを選んで下さい。個人的には「Nexus7-4.2.2-with GoogleApps-API17-11280×800」がオススメかなと思います(2013年9月7日現在)。
選んだら「Add」ボタンを押します。

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仮想マシンのスペックが表示されますので、「Next」ボタンを押しましょう。

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ボタンを押すとファイルのダウンロードが始まるはずです。200MB強の容量です。じっと待ちましょう。

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ファイルのダウンロードとチェックが終了したら、「Next」ボタンを押しましょう。

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次に仮想マシンの名称の設定です。特に主義主張が無ければそのまま「Create」ボタンを押して下さい。

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作成に成功したら「Virtual device created successfully」と出ます。「Finish」ボタンを押しましょう。
これでGenymotionに仮想マシンを登録することができました。次は実際にAndroidを起動し、設定を行いましょう。

仮想Androidマシンの起動とセットアップ

Genymotionウインドウで、登録された仮想マシンが選ばれていることを確認します。
仮想マシンについてはスパナマークのアイコンを押すと、設定を変える事ができます。画面が狭い場合もあるでしょう。せめて横画面で起動したい場合には、先に横のピクセル数を出しておくと良いでしょう。

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準備ができたらウインドウ上部のツールバーから「Play」ボタンを押しましょう。

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起動途中に、「ADB Connection」について訊かれるウインドウが表示されますが、開発者でなければ「No」を押して下さい。

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起動画面が表示されます。起動まではしばらく掛かりますので待っていて下さい。

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起動したらセットアップです。言語選択画面が表示されていますが、青い線の上か下をクリックすればスクロールします。

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日本語にして「開始」ボタンを押しましょう。

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続いて様々なセットアップが要求されます。Googleアカウントを設定して下さい。

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セットアップ完了したら、次はKindleのインストールです。
ここまで順調に来ていれば、既にホーム画面が表示されているはずです。

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Google PlayからのKindleの導入

ホーム画面からメインメニュー(全てのアプリが表示される画面)に行くと、「Play ストア」というアイコンがあります。これを使ってKindleのアプリケーションを導入してみましょう。

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この画面の下の方の段にある「Playストア」を利用します。起動しますと、以下のような画面が出ます。

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様々なアプリケーションを利用できますが、ここでは右上の検索アイコンをクリックしましょう。

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検索画面で「Kindle」と入力すると、候補が表示されますので、「Kindle」をクリックしましょう。

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Kindleのアイコンが出てきました。アイコンをクリックして下さい。

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アプリケーションがインストールされます。

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「開く」ボタンをクリックしましょう。Kindleアプリが起動します。

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Kindleアプリを起動すると、Amazonアカウントの入力が求められます。

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アカウントを入力し、サインインが無事終ると、既に購入しているKindle書籍の同期が開始します。
まだ何も買っていなければ何も表示されません。

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本のリストはこのような形で表示されます。

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こちらが本文の様子。横表示です。

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縦書きにもできます。竹の子書房の書籍は縦表示で読むことを前提としているものがほとんどですので、画面の設定を調整して縦モードで読む方が快適ですね。

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